白昼夢

それは君と二人だけの世界

禁忌のドキュメンタリー リュシオルの姫 第3日目 ゴーシュ 感想

こんにちは。ただいま非常に眠くて眠くて仕方ないのですが、どうしても早く書き終えたくてこの感想を書くことにしました。キウイを食べ終えたベルです。
 
疲れたな~。月末やべぇな~。と思っていたところ、我が家にも届きました。リュシオルの姫と十狂セメタリー。両方3作目。ちゃんとふたつともアニメイト特典のCDはついてきましたよ!よかった。
ということでリュシオルさんから聞いたので、さっそく感想をいきましょう。毎度のことながらネタバレ注意でーす!!!
 
禁忌のドキュメンタリー リュシオルの姫 第3日目 ゴーシュ(CV田丸篤志さん)
 
あの、今更ながら気づいたんです。出だし…。鐘の音から始まるんですよ今回。今まではなんか…風?みたいな音だった気がするんですけど。なんで鐘…?なんか聞いたことあるようなないような…( ゚д゚)ハッ!これもしかして前回のとつながっている?!?!聞き返してみると、本当に前回のラストシーンでスマホが鳴る前に聞こえた結婚式での鐘の音でした。ということは…この話…つながっている…?
でもそうなると少し難しくなる気がする。
(一応聞き返してみたら、私が気づかなかっただけで、1日目の終わりの音と2日目の最初の音は同じでした。)
 
ということは
現実の私→スマホのバイブ→リュシオルの姫になった私(ソロナ編)→スマホのバイブ→現実の私→スマホのバイブ→リュシオルの姫になった私(ネウロ編)→スマホのバイブ→…以下省略
ではない…ということ????
私はいったん現実に戻れるわけじゃないの…?
 
現実の私→スマホのバイブ→リュシオルの姫になった私(ソロナ編)→スマホのバイブ→リュシオルの姫になった私(ネウロ編)→スマホのバイブ→リュシオルの姫になった私(ゴーシュ編)→…以下省略
ということ???
難しい。現実には戻らず、スマホのバイブでいったん記憶が消えるみたいなシステム…?じゃないとおかしくなりそう。というかこれ同じ城で起こった出来事のはずなのに、ソロナ編で殺された人たちはネウロ編では生き返ってるし(また再度殺されたりしているけど)…本当にあったのはどこまでなんだろう。リュシオル城であったことをリュシオルの姫になって追体験していく話だと思ってたんだけど。ていうかそこまで深読みしちゃだめなやつ…????頭混乱してきた。私の頭が悪いだけかもしれない。
 
はい、混乱した頭ですが、田丸さんはじめまして!!!!!どんな声かと思いきや聴きやすくていい声でしたありがとうございます!!!!!
 
 
お城の一室で目を覚ました私。そこにゴーシュさんが訪れます。「約束の時間だから」と。何かの要件で彼を呼びつけていた以前の姫。私にとっては何のことやらさっぱりです。ゴーシュさんは「頭でもおかしくなった?」と言いながら私がリュシオル城の姫であることを教えてくれます。姫じゃないと言い張りながら、スマホの電源がつかないことに気づきます。「スマ…ホ?」と見たこともないものを見て呆れるゴーシュさん。この、スマ…ホ?の言い方めちゃつぼ。かわいい。
ゴーシュさんは、ドロワがいないから自分を呼びつけたのだろうと言います。ドロワさんに対してものすごーーーーく劣等感を持っている様子がこの時点でわかりました。そして「用がないなら呼びつけないで」と部屋を出て行ってしまいます。私は必死に彼を追いかけ、謝ります。ですがどうして謝られるのか分からないゴーシュさんは、ドロワと間違えられているのではないかと疑います。それでも謝る私。「そんなに謝らないで」と言うゴーシュさんに許されたことを喜ぶ私ですが、「謝るくらいなら最初からしなきゃいいでしょ」と言われます。ほんとそれな。
ゴーシュさんと話がしたいという私に、嫌々ながらもゴーシュさんは付き合ってくれます。姫の部屋に行くまでの道のりがだいぶ長いのですが、その間にも私は姫じゃないと言い張ります。ちなみにここで、姫は絹糸のような金の髪白磁の肌透き通った瞳ということが分かります。私、絹糸のような金髪じゃないしメイクしたとしても全く白磁の肌じゃないし透き通った瞳でもないむしろドブのような瞳ですごめんね!!!!!お話の中の私もそんな見た目じゃないみたいなことを言うっぽいのですが「じゃあどういう見た目なんだ」と問われます。そこでスマホで画像を見せようとする私ですが、慣れないドレスにつまづいてしまい…ゴーシュさんに助けてもらいます。ありがとうゴーシュさん、私何もないところでもつまづく女です。大事な大事な姫が転んでけがでもしたら、そばにいた者の責任となるらしく…手をつないでくれます。なんだかんだ優しい。
私がゴーシュさんとしたかった話は…気づいたらこのお城に来たという話でした。違う時代から来たという私は、スマホを見せて信じてもらえるよう言いますが、そんなめずらしいものは姫じゃなければ手に入らない代物だと言われ…なかなか信用してもらえません。あぁそうなってしまうのか。そして部屋に二人きりなので「もっとすることがあるんじゃないの?」と。ドロワといつも何をしているのか…などと言われます。あぁぁぁぁぁもうイチャイチャするの?!?!(止まらない動悸)早い!!!!!!!!!このあとにある「いいよ…そのまま知らないふり、続けててよ」最高です。右耳かっぽじって聞いて。自分のほうがドロワよりもなんでも知っているというゴーシュさん。常にドロワさんの名前出てくるのは…やっぱり劣等感からなのでしょうか。ドロワについて聞いてみる私ですが、「お前の口からその名前は聞きたくない」と。イチャイチャしそうになっていましたが、このタイミングで部屋をノックされ、お茶とケーキの準備ができたと使用人さんからかな?誰かから言われます。ということで二人はお茶をしに行きます。
姫は「テーブルいっぱいのケーキを好きなように好きなだけ食べる」らしい。すんげぇ。胃もたれしそう。(BBA的感想)「一緒に食べたい」私ですが、「食事もおやつも別」という決まりがあるらしく、一緒に食べられないそうです。まぁ身分の差がね…。以前の姫はここでドロワさんとお人形ごっこをして食べさせる、みたいなちょっとアレな遊びをしていたっぽいのですが、ゴーシュはそんなことしたくないと拒否。私が「ゴーシュさんと食べたい」ということを言うと、どうにかこうにか横に座ってくれます。いろんなケーキがあるなか、ゴーシュさんはショコラのタルトをおすすめしてくれます。私はそれをフォークで切って食べようとするのですが「タルトはナイフでカットしないと」と言われます。…まじかよ。フォークでカットできるよね…?!えっわかんないけど高貴なお姫様はナイフでカットして食べるのかな?!それともフォークで食べていたのは私だけなのかな?!まぁそんなこんなでゴーシュさんは切ってくれます。ありがてぇ。「俺ともお人形ごっこがしたかっただけか」と言われますが…なんでそんなお人形ごっこに固執するの…。
ちなみにフォークがひとつしかないので、ゴーシュさんにあ~んしてあげるし、逆にあ~んもしてもらえます。そこで私は「目がきれい」ということに気づきます。出会ってから10年も経つのに何をいまさら…という感じのゴーシュさん。10年って出会ってだいぶ経つな。そして晴れた日には森にリスを見に行くことを約束します。昔はよく行っていたらしい。…あれだいぶん頭おかしい姫だけど、リスは好きなの…?そういう純粋なところもあるの…???よくわからねぇ…。と思っていたところ、まただいぶん空気の読めない私、リスの小屋の奥には行けないのかと聞きます。城から出て森の外に出たいっぽい。要するに帰りたいのかな。今までの「私」は帰りたいそぶりはあんまり見せてなかったのでこのシーンはちょっと意外。たしかに帰りたい気持ち分からんじゃないけど、優しくリスを見に行くことに誘ってくれた今のタイミングで聞くべきことじゃないでしょーが!!!!もうちょっと待とうよ。そりゃゴーシュさんも怒るわ。そしてさらに空気の読めない私は、ドロワさんを誘わないのかと聞きます。いやいやいや!!!!今まで短かったけどそのなかでもだいぶんゴーシュさんはドロワさんに劣等感抱いていい感じのイメージじゃなかったじゃん!!!その名前出しちゃだめじゃん!!!!!完全に二人で行こうね♡みたいな感じだったじゃん!!!!なんで3人で行こうとするねん…!!!!!!私もうちょっと相手の気持ち考えて!!!!!ゴーシュさんは自分がドロワさんの代用品として扱われていると思い、私に怒りをぶつけます。同じ顔なのに、自分は不細工な人形、姫にとって不必要な粗悪品…と。そこで知るだいぶんびっくりな事実。「俺だって目をえぐられたのに」…?まって今なんて言った。目をえぐられた…?ホワッツ…???????君はなにを言っているんだ。
 
部屋に戻ってしまったゴーシュさんを追いかけ、私はゴーシュさんの部屋に行きます。話があるが、みすぼらしい部屋に姫を通すわけにはいかないと、姫の部屋に向かうことに。やっぱり格差…。仕方ないけど…つらい。っていうか現実の私の部屋もそんな美しい部屋じゃないし、もう私の部屋においでよ。
部屋につくなり謝る私。いや遅い。どう考えても遅い。私空気が読めなさすぎる。けれどもそこで二人の昔のことを知ります。
貧しかったゴーシュさんとドロワさん。食べるものにも困り、寒い日には薄い毛布を奪い合い、貴族から蹴られることもあった日々。でもあるとき姫に出会った二人。「目が気に入った」と二人は姫に拾われます。飢えることも凍えることもなくなった二人。姫さえいれば両親も家も必要ないと、両親も殺し、家にも火をつけたそうな。それだけでなく腕の悪い料理人や失敗をした使用人にいろいろなひどいことをして喜んでいた3人。姫のための人形、姫のための最高の遊び相手、姫の一番のお気に入りだったゴーシュさん。
しかしそれもあるとき一変します。
姫にあげられるものは何もなかったゴーシュさんは、姫が気に入ったこの目を姫に差し出したらしい。
全く分からない。日に日に姫の頭おかしさが私を混乱させるよ…。
ゴーシュさんは「たったひとつしかない蛍のように光る大事な目がある。これをあげるからその左目をくれ」と言われたらしい。姫が喜ぶならと大変な手術を終えたゴーシュさん。手術をした左目はひどく腫れ、それを見た姫は大笑い。不細工だからもういらないと。…だろうね。今までの姫からするとね。別にもう驚きもしない。そして今まであんなにお気に入りとして存在していたのに、ドロワさんに乗り換えられてしまったそう。ひとつしかない蛍のように光る目。実はもうひとつあり、ドロワさんも同じ手術をして右目に入っているそう。その後はずっと部屋に呼ばれるのはドロワさんだけとなってしまったらしい。それからやっと部屋に呼ばれたと思ったら(最初の日のこと)、知らないと言われ…。自分は姫のためなら何でもできるのに、捨てられてしまったゴーシュさん。だいぶつらい。君は悪くない。私が保証するよ。「いらないって言ったのはお前のくせに、俺はいつも一人になる。家族もいないし帰る家もない、姫の人形になるしかないのに…」と。ここのかすれ気味の声、叫びながらも切ない。ゴーシュさんうちにおいで。
ということでだいぶん空気が読めないこの世界の私もさすがに同情したのでしょう。「二人でリスを見に行くこと」を約束します。「そばにいてもいいんだね…」と泣きそうな声で言うゴーシュさんにこっちが泣きそうになるわ。つらい宿命を背負いすぎだよ。
 
リスを見に行く二人。森に行くたびすっげぇ気になるんだけど、森に行くときもきらびやかなドレスなんだよね…?大変じゃね????
以前にはウサギ狩りに行くみたいな話でもドン引きエピだったから、普通に二人だけでリスを近くまで見に行っていて、ゴーシュさんはリスの餌(パンの耳)まで用意して、あぁ本当にリスを見に行くんだ…。しかもリスに手渡しで餌を食べさせて…子リスがいることにも喜んで…よかった姫ちゃんとした趣味みたいなのあったんだ…。と喜んでいたのも束の間。あれっちょっと怪しい過去のエピソード出てきた…。初めて子リスを手にしたとき、ちょっとつかめば必死に手足を抵抗させる、一度つかんでしまえばどんなに抵抗しても逃げ出せないと言いながら握りつぶした…らしい姫。まってくれちょっとまってくれ。子リス握りつぶすなよ…。やっぱり頭おかしい姫だった。そしてその話を聞いた直後、私も手に抱いていたリスを握りつぶして殺してしまいます。はっと気づいた時にはドレスには血がついていて…。…このときは私ではなく、若干「姫」の意識が戻ってきてしまったのだろうか。気づいて泣いている私に寄り添ってくれるゴーシュさん。心配しながら帰ろうと言ってくれます。今の姫はちょっとおかしいけれど、見ているのが自分だけでよかったと。
あぁ…姫がリスを見に行くのが好きだったのは、リスが好きだったわけじゃなくて殺すのが好きだっただけなのか。やっぱりか…。油断した聞いている自分よ…。
 
夜。ゴーシュさんは朝の私を心配して部屋を訪ねてくれます。優しい。なんだかんだ優しいところがあるので、やっぱりこの人も、姫によってその人格が壊されていったのかなと思わなくもない。
眠れないなら夜風にあたろうと、部屋から連れ出してくれました。
その日は蛍がきれいに飛んでおりました。姫は「蛍は美しい。夜に光るその姿がきれいで大好きだ」「蛍は夜しか光らないからくだらない」と以前言っていたそう。いつでも蛍のように光る目が見たいからという理由でゴーシュさんにあげたらしい。ゴーシュさんが眼帯で隠しているのは、その目を姫にしか見せたくないから。私は「両方の目がきれい」と伝えます。ゴーシュさんは驚きます。「自分にこの光る目が似合わなかったから捨てられたのだ」と思い込んでいたよう。穏やかな時間は少しですが、このあたりで思いが通じ合ったようです。手をつないでキスをする二人。あぁ普通の恋人っぽくていい。これでエンドでもよかった。ここまでだったら確実にハピエン。
 
…ですが、その後日ゴーシュさんは体調を崩します。ドロワさんに移されたらしいけど、大丈夫なのかな。だいぶん咳とかひどかったけど。…というか私はお見舞いに行かないのかな。ゴーシュさんは優しいので、お見舞いに来てほしそうな気持ちはありつつも、移すのが嫌だから来なくてもいい…と。体調が悪いときにまで好きな人のことを考えられるってすごい。いい人だ…。ていうか私なら会いに行くけど?!なぜ私はお見舞いに行かないの?!姫だから止められてるとかなのかな…。しかしこれ、結構残酷な話になっていきます。
 
体調がよくなったゴーシュさん。姫に会いに行きます。「久しぶりだね」という声は、以前に比べて優しさのかたまりで、最初のころのとげとげしい言い方ではなくなりました。愛しい人を呼ぶような、優しい素敵な声。あぁやっぱり二人は思いあうことができたんだとわかります。そして体調がよくなったことを伝えるゴーシュさんですが。
 
それに対して「毎晩一緒にゴーシュといた」ことを伝える私。
 
さすがにバカな私でもわかる。それはゴーシュさんではない。弟のほうだよ…。
声は一変。「本当に俺だったのか」「どっちの目が光っていたか」と問われるも、どっちの目が光っていたのかを覚えていない私。さすがに右目か左目かぐらいわかるやろ!!!!!!!ばか!!!!!!!!!!!!そして胸のあたりにあるキスマークを見つけられます。あぁこれは許せないよね。「お前は俺だけを見てくれるって言ったじゃないか」「俺が一番だと言ったじゃないか!!!!」「どうしてこんなにひどいことをするんだ!!!!!!」「嘘つき!!!!!!」「こういう顔だったら自分でもドロワでもどっちでもよかったんだ」と強く責められる私。ゴーシュさんの傷が深手になっていく…。こう思われても仕方ない。でもまぁこの世界の私、まじでドロワさんのことをゴーシュさんだと思い込んでいたようで「違う」と言い張り、ゴーシュさんに「愛してる」と伝えます。その言葉を聞いたゴーシュさん、今までのことが積み重なって箍が外れてしまったのでしょう。喜ぶでもなく、抱きしめるでもなく、ただ「ここにいて」と言って姫の部屋に監獄長からもらったという南京錠を持ってきます。怖い。ここらへんから声がおかしくなっていく。あのとげとげした声でもなく、優しい声でもなく…。
ゴーシュさんは誰も入ってこられないようにと姫の部屋に鍵をかけました。自分とそっくりな「誰か」が入れないように。その後鍵をかけてゴーシュさんはドロワさんに用があるとどこかへ行ってしまいます。
 
ケーキを持ってきてくれるゴーシュさん。厨房の使用人たちから、いつまで人形遊び続けるつもりなんだと責められたそう。人形遊び…?えっそれは姫がドロワさんにやっていた遊びでは…?今は姫は部屋の中にいるのに…???しかも気に食わないからドロワと同じように殺してしまおうと提案するゴーシュさん。…殺したの?!あの後ドロワさん殺しちゃったの?!?!?!弟だよ?!?!あぁゴーシュさんも狂ってしまった。優しく手をつないだあのときのゴーシュさんはもういない。でもどれもこれも姫…というか半分ぐらいは私のせいなのでは…。空気読めなさすぎる「私」。
あのときのように「あーん」でケーキを食べさせようとしてくれますが、衝撃の事実が。助けてと何度も叫んでうるさいから「口を縫ってしまった」らしい。あぁぁぁぁぁ。誰がここまで彼を狂わせてしまったの…。姫えええぇぇぇぇって思いたいけど、半分ぐらいは私…だよね…。
「その青い糸も綺麗だよ」っていう声が怖い。しかも髪伸びてるから切ろうねって、はさみしゃきしゃきしてくれるんだけどまじで耳とか切り落とされるんじゃないかって恐怖だった。けどセーフ。さすがに切られたのは髪の毛だけでした。ほっ(;´・ω・)
「なんてかわいいんだ」と褒められますがまったくうれしくない上にただただ恐怖。「お前は大切な人形なんだ。お世話をするのは当然でしょう?…俺だけの大事な大事なお人形」と、もう愛情ではない何か別の感情で私に話しかけているゴーシュさん。今日着ている真っ白なフリルのついたドレスが私に似合っているから、今日は結婚式ごっこをしようね、と言いながら高笑い後、雷の音とともにスマホのバイブ音が鳴り…主題歌とともにエンド。
 
フリト。
怖くない。ありがとう。田丸さん怖くない。普通にしゃべっていると本当に優しくて聞きやすくていい声でした。こんな素敵ボイスの人があんな狂った声を出せるんだなぁと、改めて声優さんのすばらしさを感じました。普通にしゃべっているだけでこんなになめらかにしゃべれるってすごくない???すでに才能じゃない?????なめらか~~~~~なイケボ!!!!!!最高です。
 
アニメイト特典CD「ある夜、リュシオルの森で」これもがっつりネタバレしますよ~~~。
どうしても城の外に出る方法が知りたいのか、森に行きたいらしい私についてきてくれるゴーシュさん。湖まで行ったら引き返すとのこと。文句言いながらも、湖までだということを了解する私。なんだかんだ言いながらも手をつないで一緒に行きます。朝から歩いて湖にたどりついたのは昼すぎ。疲れたので一休みする二人。来たのはいいものの、結局森から出られそうなところも見つけられず…。もう気が済んだ???的なところで生きているシカを見つけます。立派な角を持ったシカさん。じっとしていれば気づかないと言われますが、ドジレベルがMaxの私は言った矢先から足元の枝を何回も踏んでしまい、「気をつけろ」って言われるけど、その間にシカに気づかれてしまいます。しかもどう見ても怒っているシカ。逃げる二人。…ということで二人は見事森で迷子になります。枝を踏んだ私とそれに対して怒ったゴーシュさんの二人でそれはもうかわいいかわいい痴話げんか。…をしていると雨が降ってきてしまいます。近くに洞穴があったのでそこに入ることに。そこで夜になってしまいます。洞穴でも痴話げんかを続ける二人ですが、おなかもすいてしまったので寝ることに。が、なかなか眠れない二人。そこでゴーシュさんは、私に「好きな人の名前」を尋ねます。「一度でいいから、お前の口からききたかった」と。普通に言えばいいものの、照れなのかなんなのか教えない私。「減らない程度に教えて」とゴーシュさんは言いますが、そこで私が教えた言葉は「人間」…!!!!!まじかよ。そりゃそうだろうよ。笑 ってところでおしまい。イチャイチャはできない。
 
 
はいまたながーーーーーーーーーくなってしまいました。ごめんね。端折れない人間です。だいたいは伝わったでしょうか。
この話、ちょっととげとげな感じの口調から、思いが通じ合い優しい声になり、その後一気に狂っていく声になるので1枚で3パターンの田丸さんが聞けるという大変お得なCDになっております!!!!!!!すごいよ。
今までの二人は、過去の姫が頭おかしすぎて狂ってしまって、ちょうどそのあたりで私が姫の中に入ってしまって狂った愛情が露呈してしまうというイメージでした。
が、今回のお話を聞いてすこしイメージが変わりました。たしかに以前の姫は、ゴーシュさんに対する扱いというか態度というかすべてがゴーシュさんを裏切るもので、心をぼろぼろにしてしまったという感じなんですが…。なんかもう、すべてにおいて空気が読めなさすぎるよねこの主人公の私。前回の指輪の件と言い、ちょっと考えればそうじゃないだろ…頭使おうよ…って思うことをしてしまったり、左目と右目のどっちが光っているかもちゃんと確認しないで(どんなに双子だからって今までさんざんしゃべってきた相手とそうじゃない相手ぐらいわかりそう)無意識の中ゴーシュさんを傷つけてしまったり…。ゴーシュさんが狂ってしまった原因、空気読めない私にもあるはず。ゴーシュさんサイドでこのストーリー考えると、だんだん狂っていくのもうなずけるもん。そりゃそうだよ。もてあそばれてるんじゃないのかと人間不信になるわ。…なのでこの主人公の私、リュシオルの姫様の生まれ変わりかなんかじゃないの…???と勝手に思っています。私の勝手な想像ですが。だいぶ空気読めない。
そして今まではなかった、子リスを殺してしまう場面。今まではそんな昔の姫が戻ってきたようなシーンは一切なかったのですが、昔の話を聞いて思い出したのかなと。じゃないと思わず握りつぶしは…しないよね。話を聞いた私は意識が遠のいて姫に戻って、またはっと気づいたときに手の中のリスは…みたいなシーン。こんな感じのシーン初めてで、今後もそういう場面があるのではないかと気になっております。これ結構大事な話だったりする????聞いた時にはだいぶん怖かったんだけど。
 
でもストーリーは本当にリジェットの男!!!って感じで好きです。やっぱり蛍がきれいに見える森なんだね。非常に続きが気になります。聞けば聞くほど気になります。実はブックレットの日記にも秘密があるとのことで。ちょっと今から確認してみようかと思っているところ。リュシオルの姫さすがです。裏切ってこない。この頭おかしい感じ。狂って愛される感じ。ストーリー全体の雰囲気に、想像を超えてくる衝撃のエピソード。すべて好き。
次回は、今回は残念なことに狂った兄によって殺されてしまった弟のドロワさん。双子ですがどんな感じになってるんでしょうか。兄は弟に対してだいぶん劣等感を持っていましたが、弟はいかに…。岸尾さんおひさしぶりです!!!!!!!梅雨時ですが岸尾さんの声を楽しみに日々がんばります!!!!!!!!!
 
最後に気になったことを。
キャラの詳細部分に書いてあるセリフ。ソロナさんはあんまり覚えてません。あったようななかったような。ネウロさんの「よし跪け」はあったんですが、「殊勝な心掛けだ」はどこにもなかったような…??ちなみにゴーシュさんの「馬鹿女って言いたかったんだよね」もないよね…?あれ???今までも書いてあるセリフって読んでくれてなかったっけ???今まで気にしてなかったからわかんねぇ…。私の勘違いかもしれない。
 
さぁ今日はすでに遅い時間ですが明日はゆっくりで大丈夫なので、十セメ聞いてから寝ようと思います。鳥海さん私を癒してください。
 
おしまい。